
当院では、睡眠専門鍼灸に対して刺さない鍼「ていしん療法」をオプションメニューとして追加(+1500円)できます。「眼精疲労ていしん療法」は、とにかく気持ちいい!痛くない!施術後、目や頭が非常にスッキリする!何度でも受けたい!鍼は怖いけど、これなら安心!気持ちよくて途中で眠ってしまった!想像以上の効果!などの感想を頂きます。
眼精疲労ていしん療法
目の周りを先端が丸くなった金属ステック(ていしん)で、撫で、擦る、摩るようなマッサージを行います。ていしんは、刺さない鍼、接触鍼とも呼ばれます。施術による痛みがないため、通常の鍼が苦手な方などにもお勧めです。基本的に目の周囲に生じた「こり」を取り除いていきます。目の周りには「ツボ」が沢山ありますので、症状に応じたツボを刺激を加えていきます。それにより、血行促進、涙液分泌促進、代謝促進を図ります。また、経絡に沿った施術を行うことで自律神経の調整なども行います。

ていしん療法とは
通常、私たち鍼灸師が使用する鍼は豪鍼(ごうしん)と言い、尖った針先で皮膚を貫き、人体組織へ刺入することで治療効果が得られるものです。
一方、ていしん(てい鍼、鍉鍼)は、細い金属の棒で、先端が丸くなっています。そのため、皮膚を貫くことはできません。ていしんは、先端部分を皮膚表面に接触させ、撫でたり押したり擦り、刺激を加えることで、治療効果が得られます。

眼精疲労治療に「ていしん」を用いる利点
疲れ目・眼精疲労によって、眼窩縁(眉毛の下にある骨の窪み)に「こり」が蓄積されます。また、目の周囲に蓄積した「こり」は、疲労感だけでなく、眼瞼下垂、ドライアイ、視力低下、目のクマ、瞼の浮腫み、目の充血などの原因にもなります。症状は目にとどまらず、頭痛や首痛を引き起こします。
私たちはマッサージ師の免許も持っていますので、目の周囲を指先でマッサージする技術を有しています。
しかし、眼窩縁部は奥深く、眼球が近いため、集積した「こり」を指のマッサージでアプローチするのは困難です。
そのような中、目の周りの施術は「ていしん」が高い効果を発揮します。ていしんの直径は5mmほどで、丸くなった先端で眼窩縁部の奥深いところを、しっかり捉えることが可能です。