疲れ目・眼精疲労は鍼灸で良くなる

眼精疲労 オアシスはり灸治療院

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眼精疲労と自律神経失調症

当院は全国の医療機関の中でも早い時期から、目と自律神経の関連性に着目し、治療に取り組んでまいりました。眼精疲労は目の症状だけにとどまらず、頭痛や耳鳴り、めまい、不眠、吐き気、食欲不振、手足のしびれ、首肩の過緊張、動悸、微熱、全身倦怠、うつ症状などを引き起こす場合があります。

そのため、当院を受診される方の多くは、様々な病院に行っても辛い症状が改善しない経験を有しています。中には内科からメンタルクリニックを勧められ、睡眠薬や精神安定剤を処方されるケースも多々あります。

◆眼科で疲れ目の目薬をもらっても・・・・・・
◆整形外科でレントゲンやMRIをとっても・・・
◆ペインクリニックでブロック注射を受けても・
◆マッサージ店や整骨院で施術を受けても・・・

そのような場合、当院が行っている「目を含めた総合的な治療」をお受けいただくと、良い体調を取り戻される患者さまが少なくありません。

眼精疲労の蓄積により、疲労や痛みの悪循環が発生し、全身に様々な不快症状を生じることがあり、多くの方が、「目」が原因であることに気が付いていないのです。以下、当院の治療経験から眼精疲労と自律神経失調症について解説いたします。

◆自律神経とは

私たちが生きていくうえで必要な呼吸、血液循環、消化、代謝、内分泌、体温調節、生殖、排尿などの機能は、無意識のうちに神経によって調節されています。このような生体の自律機能は自律神経(交感神経・副交感神経)の働きによって維持されています。

さて、私たちは自律神経という言葉を普段何気なく使っていますが、自律神経とはどの様なものなのでしょうか。

人は、何らかの原因で自律神経のバランスが崩れると、検査では異常が見られない不定愁訴(明らかな原因が分からない身体の不調)を生じることがあります。

自律神経とは、体内の臓器の働きやホルモンの分泌など、自分の意思とは別に自動的に働く神経のことです。例えば、運動すると心拍数が上昇し汗が出るなど、自律神経の働きは人間が生きていく上で欠くことはできないものです。

◆交感神経と副交感神経について

自律神経には、交感神経(活動する神経)と副交感神経(休息する神経)の二つがあり、必要に応じて自動的に切りかわっています。朝起きて仕事や家事を行う時は交感神経が優位になり心身は活発な状態になります。また夜眠る時になると副交感神経が優位になり体は休まろうとします。

交感神経は、脊髄(背骨)の背中から腰にかけて神経の中継点があります。また、副交感神経は後頭部下縁と仙骨部に神経の中継点があります。それぞれの神経は、臓器や皮膚、血管に分布して互いに亢進と抑制というバランスを取り合っています。

一方、日中は重だるい状態が続き夜になると、目がさえて眠れないなどの症状は、交感神経と副交感神経の切り替わりが上手くいかず、自律神経失調の状態です。また、自律神経は生理活動をつかさどるだけでなく、心の動きと密接に関係しています。

例えば悲しい時に涙が出たり、不安を感じた時に心臓がドキドキするのも、自律神経の働きによるものです。さらに、自律神経は、ホルモン分泌とも密接に関係しており、女性は生理不順、ひどい生理痛、不妊などの問題が生じやすく、男性はEDなど男性らしさが減退するという問題も自律神経が関与しています。

◆自律神経失調症の症状

不眠、頭痛、めまい、動悸、息切れ、息苦しさ、微熱、発汗、肩こり、全身倦怠感、慢性的な疲労感、食欲不振、体重減少、胃の不調、腹痛、不整脈、腰痛、下痢、便秘、むくみ、手足の冷えなど、多種多様です。

以下は交感神経・副交感神経による身体的な作用です。

◆目と自律神経の関係

目(視覚器)には多くの自律神経線維が接続されています。そのため、目は最も自律神経の影響を受ける器官といっても過言ではありません。

例えば、仕事や勉強中に、眠くなると文字がぼやけて見えずらくなったり、瞼が下がってきます。これは皆様が日常的に経験していることだと思います。

また、発表会などで人前に立つと、やたら目や口が乾き、自然と瞬目が多くなったりします。

瞼には、自分の意志で目を開けるための上眼瞼挙筋とは別に、ミューラー筋という筋肉が付属しています。この筋肉は、自律神経(交感神経)の働きで作用します。

ですから心身の活動状態が高まると、自然と人の目は大きくなります。本人が意識していなくても、周りから見ると目がギラギラしているなどの印象になります。逆に、リラックスしている時は瞼が少し下がるので、優しい感じの印象になるという訳です。

また、涙腺には副交感神経線維が接続しています。そのため、リラックスしていると目は潤い、緊張していると目は乾きます。

その他、瞳孔やピント調節(水晶体の厚みを変える毛様体筋)などにも自律神経線維が接続しています。

◆視覚と自律神経との連動性

本来、自律神経は動物にも備わっているものです。肉食獣が狩りをするときは交感神経が優位になり、遥か遠くの獲物の動きを察知したり、強靭なスピードで走る時も交感神経が昂ります。

同様に、人間の目も遠くを見るときは交感神経が優位となり、近くを見るときは副交感神経が優位になります。ふと、視線を落として近くの物を見ると、なぜか心がホッとしますよね。

では実際の仕組みを見ていきましょう。遠くを見るときは、目の中のレンズが(水晶体)が薄くなり無限遠方視(カメラでいう∞)の状態となります。この時は、視界を広げ、光を多く取り入れたいので瞳孔は散大します。かつて、人間も外敵から身を守るためには、交感神経を優位にして、遠くを見る必要があったからです。

一方、近くを見るときは、リラックスした状態であることが多いため、副交感神経が優位になります。水晶体は厚くなり、光を多く取り入れる必要がないため、瞳孔は縮小します。また、水晶体が厚くなると視界の周辺部が光の屈折率の関係で歪んでみえるようになります。これは脳にストレスを与えますので、自然に瞳孔が小さくなり、像が歪むのを防いでくれます。

遠方視・・視界を広げたい(瞳孔大)←交感神経優位
近方視・・視界を狭めたい(瞳孔小)←副交感神経優位

ここまで話を進めていくと、現代社会においては、目の機能に「ある矛盾点」が出てきます。それは、パソコンの液晶画面と目の関係性です。

本来であれば、近くのものを見るとき、瞳孔は縮小しなければなりません。仕事モードでパソコンを見る状況では、体は交感神経優位になっています。いわば仕事も戦いです。

ですから、瞳孔が開いた状態で、近くのものを凝視し、モニターから発せられる強い光源に網膜が晒される訳ですから、脳に相当なストレスがかかっていることは間違いありません。

最近では、ゲームに熱中する若者の自律神経失調が問題となっています。慢性的な頭痛や倦怠感、不眠症など、症状は深刻です。これも、過剰な視覚的光源が脳や自律神経を刺激して起こる現代病だと言えます。

つまり、本来は、近くを見る際に視覚器は副交感神経が優位になるはずが、実際は緊張や興奮性の刺激で交感神経が優位になってしまう、ということが問題で、これが自律神経性の眼精疲労の原因となります。

遠くを見るときは、自然の景色を見てリッラクスする時というのは、いささか悲しい現実です。


◆眼精疲労の症状をチェック

■目の症状
□目が疲れやすい
□目がショボショボする。
□目がかわく
□充血しやすい
□目の表面がゴロゴロする。
□物にピントが合いにくくなる。
□物が二重に見える。
□遠くがぼやける。
□目の周囲がこわばる。
□目の周りがジンジンする。
□眼球に圧迫感がる。
□目の周りに灼熱感がある。
□眉間やこめかみに鈍痛がある。
□目が腫れぼったく感じる。
□瞼が下がってくる。
□瞼がケイレンする。
□目のくまがひどくなった。
□目の奥がズキズキする。
□液晶画面を見るのがつらい。
□眼球の動きが悪いように感じる。
□光が眩しく感じる。

■身体の症状
□片頭痛が起こる
□頭がしめつけられる。
□後頭部に熱感がある。
□ふわふわした感じがある。
□顎が痛い。
□胃がムカムカする。
□吐き気をもよおすことがある。
□首肩がこる
□背中がはる
□腕がしびれる
□腰が重だるい
□首がしめつけられる感じがする。
□喉に物がつまったような感じがする。
□呼吸が苦しくなることがある。

■自律神経失調の症状
□全身の筋緊張
□めまい、耳鳴り
□睡眠障害
□目覚めの悪さ
□胃腸障害
□食欲不振
□慢性疲労
□動悸、息切れ、胸痛
□うつ症状
□イライラ
□手足の冷え
□月経異常