網膜色素変性症で
お悩みの方へ
目のお悩みを専門に16年
目と心を明るく灯す希望(オアシス)
網膜色素変性症の鍼治療に
取り組んでいます。
網膜色素変性症は、遺伝子異常による細胞変性が原因となります。そのような中、病状の進行には「網膜血流の減少」や「網膜の慢性炎症」「細胞への酸化ストレス」など、複合的な要因の関与が明らかになってきました。
網膜色素変性症で
オアシスはり灸治療院を
ご利用いただいている方の悩み
- 症状の進行をできるかぎり抑えられる治療を受けたい
- 最近、かすみ目が強くなり、視界も不安定、気になる症状を改善したい
- 今の目の状態を維持して、仕事や家事・育児に支障が出ないようにしたい
- 病院(眼科)を受診しても「経過観察のみ」と伝えられるため不安が積みかさなる
- 身近におなじ病気の人がいないため情報が少なく孤立してしまう
網膜色素変性症と診断を受けた約200名※の方が、鍼灸による継続的なケアのためにオアシスはり灸治療院をご利用いただいております。※2008年~2024年8月時点のデータ
ご来院いただいた際には、
といった前向きな気持ちになっていただけるような対応を心がけております。
施術だけでなく、鍼灸師としてお伝えできる疾患にかかわる情報や、日常生活のアドバイスを提供しております。網膜色素変性症の患者さまから鍼治療の体験談を頂きました。詳しくはこちらへ
先達から受け継がれた
網膜色素変性症の特効穴で
視覚に障害のある私達が担当します
代表・院長の小宮夫婦をはじめとする、オアシスはり灸治療院のスタッフの多くは、目に障害を抱えているため、盲学校にて鍼灸を学んできました。コラム「網膜色素変性症を取り巻く現状、課題と展望。そして、今私たち鍼灸師に出来ること」はこちらへ
盲学校鍼灸科では、ご指導いただいた教員で網膜色素変性症を患っている方も在籍しており、なかには自らの目に対する鍼灸施術により、網膜色素変性症の進行予防を長年にわたり研究してきた方もいます。
こうした恩師の方々から受け継いだ「鍼治療の知識や技術」をベースに、オアシスはり灸治療院では日々ご利用いただく方々1人ひとりに真摯な対応を心がけております。
オアシスはり灸治療院では16年以上にわたり、網膜色素変性症と診断を受けた約200名の方に継続的な鍼施術を行い、効果の可能性を探ってきました。
今後も、網膜色素変性症をはじめとする目の症状でお悩みの方々と、鍼灸を通じて心から向きあってまいります。
オアシスはり灸治療院院長:小宮麻友美
当院の施術スタッフの中には、自らが網膜色素変性症の鍼灸師がおります。鍼灸マッサージ師は、社会の役に立つ、とても素晴らしい職業です。当院の鍼治療を受けて感銘を受け、鍼灸専門学校に入学した方も結構いるんです。
これから、鍼灸師を目指したい方、すでに鍼灸学生として資格取得に励んでいる視覚障碍者の方、是非、私たちの鍼治療を受けてみてください。
- 年齢や性別・基礎疾患など関係なく発症
- 20~30年かけて徐々に視力が低下
- 完全失明になる人は少ない
- 遺伝子のトラブルが原因といわれている
- 発症率は4,000 人〜8,000人に1人
- 令和2年度では約24,000人が指定難病の認定を受けている
網膜色素変性症では
進行は非常に緩やか
「網膜色素変性症を発症したら、すぐに目が見えづらくなるのかな?」といったイメージをお持ちかもしれませんが、実際には20~30年かけて視力が徐々に低下する方が多いようです。
発症時期により30代~40代で視力や視野が低下する人もいれば、70歳で視力1.0以上を維持できるケースも(症状が緩やかな場合は、生涯にわたり気づかない方もいるようです)
誰にでも起こりうる可能性がある疾患ですが、完全に視力を失うケース(矯正視力が0.1以下)は少ないといわれています。
発症原因がわからないなど、網膜色素変性症の情報が少ないため、どこにも相談できずストレスをかかえている方が多い印象です。
参考
網膜の役割は
”カメラのフィルム”
眼球と網膜(正常な状態)
眼球の前方にある角膜・水晶体を透過した光は、網膜に投射されます。網膜は10層からなり、網膜深部の網膜色素上皮(もうまくしきそじょうひ)と視細胞(しさいぼう)が一列に配列されています。
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網膜にある視細胞が目に入る情報を感知
網膜深層にある桿体細胞(かんたいさいぼう)と錐体細胞(ついたいさいぼう)が、目に入る情報(光)を電気信号に変換します。網膜周辺部分に多く分布する桿体細胞は暗がりで、網膜中心部の黄斑部に多く存在する錐体細胞は、明るい場所で働きます。
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目に入る情報が網膜から脳へ送られる
網膜で得られた電気信号は、視神経を通って脳に伝達されます。網膜色素変性症では視神経は正常に温存されるので、IPS細胞による網膜再生医療が実現すると、視力を取り戻せる可能性があります。
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網膜色素変性症の場合
網膜の変性により視細胞の機能が低下
網膜が徐々に機能を失い、網膜からの情報が脳に伝わりにくくなる結果、視野欠損や視力低下、夜盲などの症状が生じます。
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網膜色素変性のケースでは、網膜血流が低下すると、さらに視細胞(杆体細胞・錐体細胞)の機能が落ちてしまい、目に入る情報が脳に伝わりにくくなります。
杆体細胞・錐体細の変性は、杆体・錐体ジストロフィーと呼ばれています。※杆体細胞の変性のみの場合は杆体ジストロフィー
網膜色素変性症の症状
網膜内の色素上皮が部分的に変性することで、視細胞(杆体細胞・錐体細胞)への血流が減少し、それに伴い新陳代謝機能も低下します。
その結果、視細胞の機能(目に入った光を電気信号に変換して脳に伝える)が徐々に落ちてしまい、夜盲や視野狭窄などの症状があらわれます。
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視力そのものの低下
(視細胞の機能低下)
色のちがいを認識できない
(錐体細胞の機能低下)
照明や太陽光がまぶしい
(羞明症)
夜盲症:暗所で視力低下
(桿体細胞の機能低下)
視野が狭くなる
(求心性視野狭窄や輪状視野狭窄)
- 白内障
- 緑内障
- 黄斑変性症
- 眼精疲労による頭痛や肩こり
- (感音性)難聴
(感音性)難聴の合併について
蝸牛症状の自覚がある者(難聴の自覚:29.5%、耳鳴りの自覚:30.4%、43.0%(356名)そのうち難聴の進行を自覚している者が44.9%、 めまいの自覚があった者が56.5%であった。
アンケート調査による網膜色素変性 症と難聴・耳鳴の頻度:浜松医科大学耳鼻咽 喉科学教室
目のお悩みから、耳の症状につながるケースも報告されています。
網膜色素変性症が
進行する要因といわれているもの
加齢・動脈硬化等による
網膜の血流低下
光毒性(ひかりどくせい)過度な紫外線曝露
単球(マクロファージ)
による神経炎症
過度な身体的負荷
精神的なストレス
栄養不足※ビタミンA、
オメガ3脂肪酸など
身体の酸化ストレス
病院で行う
網膜色素変性症の検査や治療について
診断が出るまでに病院で行うおもな検査
診断が出るまでに
病院で行うおもな検査
- 視力検査
- 眼底検査
- 視野検査
- 光干渉断層計(OCT)検査
- 網膜電図
- 遺伝子検査
病院で行うおもな治療(対症療法)
病院で行う
おもな治療(対症療法)
- ビタミン剤(A・E)
- 血管拡張剤
- レスキュラ点眼
- 遮光眼鏡の使用
- 漢方薬
- ロービジョンケア
ロービジョンケアとは?
視覚障害のために、日常生活に支障がある方々に対する支援の総称です。オアシスはり灸治療院をご利用いただいた際には、くわしいご案内をしております。
期待されている新しい治療法
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2024年時点では明確な治療法がない網膜色素変性症ですが、医療技術の進歩により将来は「改善が見込める病気」になっているかもしれません。
「目が見えなくなるかもしれない……」
そんな不安を解消するために
トライしたけで続かなかった治療の例
(患者さんの声より)
過度に刺激の強い鍼灸
過度に刺激の強い鍼灸
太い鍼を刺される恐怖心や痛みが我慢できず、目の症状が改善するまえに利用をやめてしまった。
鍼治療に期待していただけに、継続して施術を受けられないのは心苦しい。
当院の網膜色素変性症に対する鍼治療は、ほとんど刺激を感じない優しい鍼から、しっかりと響く鍼まで、患者様の感受性に合わせて刺激量を調整しています。
市販のサプリメント
市販のサプリメント
購入直後は積極的に摂取するようにするものの、効果がはっきりしないため、しばらくするとサプリメントの存在を忘れてしまった。
出費も痛いけど、使い切らないまま捨ててしまうのはもったいない気がする。
目に見えない不安を抱えている方の
心を明るく灯す希望(オアシス)として
目に見えない不安をやわらげるために
~3つの視点からサポート~
①目のケア:網膜の血流を促進
網膜色素変性症の進行要因としては、網膜への血流低下による栄養不足があげられます。
そのため、オアシスはり灸治療院では、網膜への血流を促進させ変性した網膜に栄養を届けるために、目のまわりや首~肩への鍼を行います。
目のまわりを中心に鍼
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網膜へ血流を促す効果が期待できる
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血流促進により変性した網膜に栄養が届けば、
視細胞の機能を維持できる可能性があります。
使用するツボの一部
鍼通電治療について
左右の③陽白・④太陽に鍼を刺した鍼通電による施術(約30分)をご提案する場合があります。
②身体のケア:全身調整により自律神経を整え血流を促進
手・足(脚)・背中のツボへの鍼による刺激で自律神経の機能が整い、全身の血流が改善する効果が期待できます。
全身の血流が促進された結果、網膜への血流も改善される効果が期待できます。
手・足(脚)・背中のツボを鍼で刺激
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自律神経が整い全身の血流が促進
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網膜への血流を促す効果が期待できる。
使用するツボの一部
③心のケア:実体験による「目には見えにくいお悩み」までサポート
オアシスはり灸治療院のスタッフは、難病の後遺症による目の症状(障害)に苦しめられた過去があります。
そのため、ご利用いただいた方には、スタッフの経験をもとにした生活上のアドバイスをお伝えすることが可能です。
生活上のアドバイス事例
- 自宅でできる眼精疲労のドライアイの予防法
- スタッフが行っているセルフケア
- 眼鏡・サングラス・遮光レンズの選び方
- コンタクトレンズの選び方
- 眼鏡店の調べ方
- 専門医などの情報
- パソコン環境などのアドバイス
- 福祉や障害認定制度のあらまし
- ロービジョンケアの情報※
ロービジョンケアとは?
視覚障害のために、日常生活に支障がある方々に対する支援の総称です。オアシスはり灸治療院をご利用いただいた際には、くわしいご案内をしております。
おなじような目の症状を体験しているからこそ、みなさまの不安な気持ちを少しでもやわらげるような対応を心がけております。
鍼施術についてお伝えしたいこと
- 痛みや出血のリスクが低い髪の毛より細い鍼を使用いたします。
- 施術前には刺激のない消毒液で鍼を刺す場所を消毒しております。
- 施術では使い捨ての鍼を使用いたします。
- メイクやコンタクトはそのままで施術可能です。
- 施術時間は70~90分です。
オアシスはり灸治療院を
ご利用いただいたきっかけ
目の症状を専門にしている
鍼灸院と聞いたため
女性の鍼灸師がいると聞いたので
安心して利用できると思った
同じような目の痛みで悩んでいる人が
利用しているのをネットで見た
施術者紹介を読み、自分と同じような苦しい思いをしてきた小宮院長の存在を知ったため
ご利用いただいた方のデータ
※2024年3月時点のおおよその数値です。
※グラフはサンプル(ログイン時のみ表示)
年代
男女比
ご利用のペース
マイナスから”ゼロ”へ
”目には見えない悩み”から解放されたクリアな日常へ
不安な気持ちを忘れて仕事や趣味に集中できるように
70歳くらいまでは視力をキープしたい
いまの自分にできることがあるならチャレンジしたい
院内設備について
- 天然無垢のフローリング(床暖房あり)
- 各施術ブースにスチーム式加湿器
- 調光可能な照明
目のお悩みの原因となるアレルギー対策や乾燥対策の詳細については、以下のページをご確認ください。
施術料金のご案内
初診料 | 2,500円 |
施術料金 | 8,500円(約70分) |
施術部位の追加 | 1部位につき1,000円~2,500円 |
※目・首~肩。背中以外の部位の施術をご希望の場合、1部位(腕や脚など)につき1,000~2,500円を頂戴いたします(最大2部まで)
最終ご利用日より1年以上の期間が空いた場合、再診料として1,000円を頂戴いたします。
ご利用時の流れ
受付後、はじめてご利用いただく方には、問診表のご記入をお願いしております。
問診表にご記入いただいた内容をもとに、お悩みの症状や日常生活でこまっていることを確認いたします。あわせて、これまでの治療経過や、服用しているお薬があれば、お伝え願います。
問診の内容を踏まえて、身体の状態をチェックします。症状に対する原因として、考えられることをお伝えいたします。
目の症状にかかわるツボや筋肉に鍼を行います。施術により自律神経のバランスを整え血流の改善を促し、症状の緩和を目指します。
- 施術前にメイクを落とす必要はありません。
- コンタクトレンズは装用したままで問題ありません。
お会計とあわせて、必要に応じて次回のご予約を承っております。
よくあるご質問
施術者情報
左)院長:小宮 麻友美
(こみや まゆみ)
右)代表:小宮 豊一
(こみや とよかず)
【保有資格】
鍼灸師
あんま・マッサージ指圧師
松本 みつよ
【保有資格】
鍼灸師
あんま・マッサージ指圧師
星 さおり
【保有資格】
鍼灸師
あんま・マッサージ指圧師
【住所】
〒114-0023
東京都北区滝野川7-8-9 日原ビル3階
(JR板橋駅より徒歩30秒)
【電話番号】
03-5980-7511
【受付時間】
午前 9:30 – 午後 7:30
※火曜は15時までの受付
休診:月曜